劇場版まどか☆マギカ前編、観に行きました

初めて一人で観に行った映画ともなりました。




言ってしまえば、以前にも言われてた通りの総集編です。ストーリーは同じです。というわけで、見所は映像とかシーンの変化という部分になる訳です。
と言っても、シーンが変われば、ストーリーの部分にも感じ方の変化が出る所もある訳ですが。


まず驚いたのは、最初のまどかの夢がなかった。あの部分が無ければ、ほむらに夢で出会ったという映像的な説明が無くなる上、将来的にほむらのループとも重なるという演出にも影響が出てくると思うのですが、それらはとりあえずオミットで良いだろうという事なのでしょう。実際、まどかのセリフにもほむらを夢で見たって事は出てきますから、それで把握させるという事でしょう。個人的には、そこでまどかが夢がはっきりしないと明言した事で、なぜQBも居たはずなのに把握してなかったかの答えにもなったと感じましたが。


OPは、曲が完全に変わったという事もあり、全て新しい映像になっていました。それがとても良かったのです。構成的にもそうですが、まどかの今までの生涯(中学生ですが)をなぞるシーン(他のキャラクターの過去も登場します)、あとまどほむ的に美味しい表現もありました。新曲である『ルミナス』もなかなかのものでした。OPのディレクションは、テレビ同様板村さんです。


本編で特記すべき事といえば、例えば変身シーンが強化されていたり(特にマミさん。2度目の変身が更に)、戦闘シーンとかもなかなかのものでした。マミさんの2度目の変身では、あの曲にボーカルが付いて、更に良い感じでした (それと、ネタにされ続けてた例のシーンは修正後のままですので……w)。そして犬カレー映像は劇場にも映えますね。
不満な点もありました。というのも、例えば、マミさんがさやかに3話で話した願いを叶える事に対する忠告がありませんでした。結構重要だと思ってたのですが……。4話最初のまどかが目玉焼きの黄色でマミさんの事を思い出してしまうのも個人的には結構良いシーンだったのですがこれもありませんでした(これはさほど重要でもないかもしれませんが)。
それと、マミさんが死んでしまうシーンの感慨が、そこまでの『タメ』の少なさ故か少々薄れていたのではと感じました。総集編で時間もそんなに無いので仕方ないのでしょうけれど……。


EDは、テレビ版のイメージを更にふくらませたもので、曲がフルで流れました(それくらいテロップが長かったんですがw)。増強って感じでした。ディレクターは、これもテレビ同様鈴木さんです。


終わったのが、さやかの魔女化だったのもあって、直ぐにでも続きが観たいです!!
その前にまた前編も観ておきたいな……。

ぶっちゃけ色々


まず。OPが良い ! 特にまどかちゃんとほむらちゃんが頬をすりすりってやる所とかが良い! まどほむ派は必見。他いろいろ良いカットあった。ルミナスもなかなか。
あとマミさんの変身が良い! 特に2度目が可愛い! 1度目も良かったけど。
上に死んだ感慨薄れたって書いたが、割とこの可愛さとかでトントンという感じ。失った感じ大きい。
さやか・杏子の変身はやや強化って感じ。さやかの髪飾りのフォルテシモ、割と良いね。この二人の戦いっぷりも強化されてた様に思った。
何で早乙女和子先生はあんな年齢とっちゃった風な声になったんだろう? 声優は同様に岩男さんなので、そういう演技する指定が入ったって事なんだけど……何でこうなった。
詢子さんのセリフにも変化というか変わった所ある気がしたんだけど、後藤さん復帰後にアフレコやったのだろうか(同じ監督のひだまりではちゃんとヒロさんやってるから、どうだろう?)。
心なしか、仁美ちゃんさらに可愛くなってるカットある気がした。そういや、4話の洗剤の事、詢子さんのカットとか無くなってたり、ボトルに色無かったりして、アレ分かりづらいのではとか思った。


……ほむらの本気は後編だな。