俗・さよなら絶望先生 #2

難易度上昇中☆


構成:東富耶子(Aパート字幕:小黒祐一郎)/演出:加藤顕/絵コンテ:実原登・板村智幸(?)/作画監督:Aパート:実原登、B・Cパート:古川英樹/
制作協力:スタジオパストラル


某所でも賛否両論、寧ろ否の方が多い様な印象のあるAパートであるが、私は初見ではけたけた笑いながら見られたわけだが、それは声優さんの云い方だとか、状況とミスマッチなのが可笑しかっただけで、やや冷静に観ると字幕がいまいちだった気がする。あれの意図は、ちょっと深読みして、ペリーさん→開国→鎖国→ストーリーへの理解の否定=鎖国だなんて考えたりしたけど、ともすればこの解釈は『闇の法廷』で裁かれかねない。某所で言われてたのだけど、『モンティ・パイソン』で出鱈目なせりふと出鱈目な字幕を使ったネタがあると聞いた。そのオマージュだというのだ。ううむ、そうだとするなら私がわからなくてもおかしくないし、小黒氏が使ってきてもおかしくない(確証はない。
もしかするとDVDで元のバージョン入れちゃうのかもしれない。久米田先生に揶揄されそうな商売だけどな。


Bパートは普通だったが、いきなり景(efのあの子にあらず)が登場してたのが。まぁそりゃ原作どおりではあるのだが、初登場話を先にやっておかないと「誰?」ってなってしまうのでは。ちなみに声優が子安さんだった。おお。
Cパート、流れは普通だが、舞台が何故か海岸で、しかも何故か軍隊(『旧』話って事で旧日本軍だとか旧ドイツ軍とか?)が戦闘していたりする。背景効果音のボリュームはもうちょっと小さくても良かったと思うけど。


そんなにぐにぐにいじらなくても面白いと思うのだけどなぁ。Aパートも、濃い料理を食べ過ぎたら胃が変になるのと同じように、長すぎると逆効果だったのではと思うし、ややBとCが駆け足だった気がするから、もうちょっとそちらに配分してもよかったかなぁと思った。
それにしても、制作状況が気になる。前Newtypeとか買ったときに云ったけども、ずっと予定が未定だったからなぁ……。