いかなる需要を見込んだのか理解に苦しむアニメ

割と本気で『ネギま!?』。確かに原作需要はあるんだろうけれど、何故あの時間、何故あのスタッフ、何故あのスタンスなのかさっぱり分からなかった。明らかにオタク向けで子供向け時間帯に振る意味合いが殆ど無い上に、あの原作で『ぱにぽにだっしゅ!』の様な作風を望む声が有ったのかどうか(あのスタッフだと当然製作から望まれる作風がそうであっただろうと思える、じゃなければあの組み合わせに何を望んだかが分からない)、それにそのスタッフに妙な制限を与えてみたり(時間帯的な作風への影響はもとより、100枚の販売促進用付録カードを劇中で使用する制限等、展開に影響を与えるもの)とか……。


電脳コイル』が挙がってるけど、割と子供向けと思う(『電脳』なんて言葉でびびっときちゃう子供が居ないとお思いなのだろうか。例えば『デジモン』だって、あれだけ売れてるのだ。電子・コンピュータ系の話への興味は十分に有るだろう)。専門用語の多さだって、そんな用語のたっぷりあるアニメなんて色々あるだろう(しかも現実と意味が違う、または『誇張』されてる)し。『ジーンダイバー』あたりそんな感じだった気がする。というよりも、その頃のアニメの様な雰囲気を感じるのだけれど。