ef - a tale of memories. #4 『honesty』

動いてきたなぁ。
というか、マヨネーズで揚げ物の火は消えませんよ高山さん*1
追記:出来る場合も有るが出来ない場合もあって確実性がないということらしい。景は運良く消火に成功したって所だろう。


脚本:高山カツヒコ/演出:上坪亮樹/絵コンテ:森義博/作画監督:中山初絵、伊藤良明・田中穣、
制作協力:スタジオパストラル
連続して外部グロスか。


一緒に小説を書こうという蓮治。しかし拒絶する千尋。1週間前の自分の夢が『今』には分からない。そして……話題は紘へ。今回は分かれている訳ではない様だ。


一旦はみずきからの電話で(誤解を解くための電話ではないが結果的に)誤解が解かれた景は、月末で苦しいであろう紘に料理を作ってあげるべく頑張るが、その頃紘はみやこの積極的アプローチに負け、二人で家に。嫌な予感。
景は買出しに行くが、京介はその帰る途中の景を見かける。そのとき、クリスマスの時に『何かを』感じた瞬間を思い出す。その後、カメラを撮りに行った折部長とまた会うが、そのときに云った「どうしても撮りたい絵がある」というのは、その景なのだろうか。
紘もまた、他の男主人公同様『足りない』という。子供の頃はあの二人(新藤姉妹)に絵を見てもらえるだけで嬉しかったが……。モノクロの画面で彼は云う――『自分が見ている世界に足りない色、それを探して、俺は』――そして画面が色づいていった所で、みやこ。彼の足りない色は、つまりみやこなのだろうか。彼が足りないと思うものが、彼女に存在するからこそ、家にとどめたのかもしれない。俺は出来もしないことを無理にやっている馬鹿に見えるか、という問いにも「そんなことない」「一生懸命やってることはそれだけで価値がある」、「馬鹿なんかじゃない」という。それは、ある程度の距離があった景には出来なかった事。彼も悩んでいた。だが、景はそれを分からなかった。距離が近いように感覚していたからこそ、分からなかったのではなかろうか。そして、みやこが紘にご飯を食べさせてあげようとしていたというタイミングで扉を開いた景。あー……。
Cパートでは、みずきに「なんでもない……」といいつつ泣いていた景が……。どうなるのだろうか。たぶん京介がアプローチするんだろうな。


4話で、みやこへの好感度が少し上がった。ちょっと、だけどね。


Bパートの終わり、再び千尋パート。いつの間にか夕方に。記憶が継続せず、続けるということにコンプレックスか何かがあるのだろうか。それとも、自らに何も無いのに、夢まで駄目なら、本当に何もなくなってしまう、という事を怖れているのだろうか。他人のほうが自分より自分のことを知っているということ。それを怖れていたのが、もしかすると、二人で居れば自分の記憶、消えてしまう分の自分も補完してもらえるかもしれないと、少しでも思ったから、あの後の氷解が有ったのかもしれない。唐突だとは思ったけど、「どうして私じゃない人のほうが私の事を知ってるのですか……!」という台詞の後に落ち着いたことを考えると、そうかなぁ、と思った。しかしもっと唐突なのは蓮治の「キスしても……いいかな?」か(笑
「抱っこしてください」は正直とても可愛いと思った。しかし、その後の、書きたい小説の題材は、なんとも鬱な話なんだ、と思った。全てが滅んだ世界でたった一人生き残った少女の物語――か。


エンディングが変更されていた。上坪氏の演出絵コンテによるもの。『ひだまりスケッチ』のそれの様な、図形の組み合わせが多用された感じ。そしてこのタイミングで景の曲である。走っている景は、あの場面から走り去っている様子なのだろうか……。
オープニングアニメーションのクレジットの絵コンテが大沼氏になっていた。結構新房氏によるものだという予想があって、結構意外。しかし、今ちゃんと表記することにしたのは何でだろう。


予告絵ぽよよん♥ろっく、こと……げふんげふん……か。そういえば渡辺明夫氏って、新房アニメで結構やってた気がするな。関係ないけど。

*1:ぱにぽにだっしゅ!』でも紀伊国屋門左衛門の件とか有ったし、知識が多いけどちょっとほころびがあるって感じなんだろうか高山さんは。あと『ぱにぽに』で云えば、『タバラガニ』とか(笑 タラバガニをそう誤記してたらしく、シナリオ会議中に新房監督とかにいじられてた。