買った

件の『革命児たちよ』。いきなり中村健治氏と尾石達也氏という見開き。次のページでヤマカン。顔出しだが、眼鏡率100%だ(笑。中村氏は『そういう』ところで結構話題になってる気がするんだけど、尾石氏はややカジュアルというか、萌え寄り、エンタテイメント寄りの方の評価って気がするんだよね。一方が『モノノ怪』で、もう一方が『ひだまりスケッチ』やら『ネギま!?』やら『絶望先生』。ヤマカンはまぁ兎も角(云うまでも無い)。
ここで新スタジオ『Ordet(オース)』の話が出てくるけど、京アニに「監督の域に達してない」とか云われてたりする中の事だからちょいと心配。彼自身もちょっとは気にしてるようだ。あと、ヤマカンについていくアニメーターって誰なんだろう、とか気になる。それにしてもヤマカンの記事に違和感を感じるのは、彼の言動評価には『妄想ノオト』が念頭に在るからだろうね。
つーか、『らきすた*1の話で「ゆるく、ぬるく、またーりな空気」とか云ってるけど、そういう空気から『ぱにぽにだっしゅ!』批判(って噂だったがその回は見られなかったんだよね。大沼氏がそのシーンのキャプを壁紙にしてるのは知ってるけど。笑)とか『忘却の旋律』とか『ザ・サード』のワゴンセール描写とか『ハルヒ自己批判とか出てくるもんなの?アレがゆるくぬるくまたーりな空気って。あの人の殺伐はどれだけ殺伐するんだろう(笑
んで、尾石氏の話。まぁ、彼の制作スタイルについては、方々で既に語られているところではあるけど。「アニメって記号だよね、というところからスタート」しているとか。だからこそ、各種オープニングのような表現になっていくのだろう。既存の表現方法とはまた違った画面。ひだまりの演出は現代アートの(具体的には奈良美智の)影響を受けているらしい。実際の各話演出は第2話しかしてないけど、『コンセプトデザイン』としてクレジットされている仕事でそれが生かされてるのだろう。あと、前にも云った酒井基氏への言及があったのは嬉しかった。
あとは、ピーエーワークスの話だけど、正直云って知らない分からないという感じなのでスルー。まぁ後に名前が出てきたときにチェックすることにしよう。まだ『true tears』放映してないんだよね。そのページの下に、『ギョーカイで聞いたスゴイ若手のウワサ』というのが。そこであがってるアニメータがりょーちも氏、阿部厳一朗氏、雨宮哲氏、板津匡覧氏、押山清高氏、西田達三氏。演出家が板垣伸氏、荒木哲郎氏、大沼心氏。大沼『監督』より尾石氏のが扱い大きいな(笑。

色々あるという噂を聞いたので購入。確かに在るな、『俗・さよなら絶望先生』の記事が。4ページにもわたるそれなりに大きな特集。インタビューは副監督の龍輪直征氏に。まぁ、新房監督は原作ファンの龍輪氏に任せてるのだろう。声については、監督の中では最初から望=神谷浩史氏で話が進んでいたらしい。神谷にぃありきだったと。特に心配する必要ありませんでしたね神谷さん(笑。それと可符香役の野中藍さんもイメージぴったりだとか。
そしてアニメ記事に2ページ費やしたその残り半分はなんと原作漫画の方の記事。そして、あの『アヌメージョ』の話題がアニメージュに(笑。『アヌメージョ』の制作は『自己満足』で作った部分があるとかで、単行本に掲載されるのがモノクロなのにカラーで作ってたらしく、そのカラーバージョンを初公開。あの可愛い絵のページもカラーに。個人的にとても嬉しい(笑
アニメージュの人が久米田先生の仕事場に乗り込んでの取材なので、制作風景の写真も在り。MAEDAX Gこと前田さんもちゃんと作業してます。
『設定資料FILE』では、絶望先生の設定画が。
他には、磯光雄特集が。磯爆発とか在り。
……Newtypeもそうだったんだけど、絶望先生の予定がまったく載っていないのは怖すぎですよ龍輪さん。予定をわざと隠してるのだったら良いのだけど、先が決定してないって、作業の遅延を予感させてとても怖い。大丈夫か?

  • まんがタイムきらら 2月号
    • 天獄パラダイス』次回最終回。確かにその兆候はあったけど、もうちょっと引っ張ってくれるものだと思ってた。もうちょっと別れの話を広げてくれても良かったと思うけれど。兎も角仕舞い。あー、『ドージンワーク』も次回終わりらしいね。久々に読んだ気がする『棺担ぎのクロ』読んだり『ふおんコネクト!』読んだりすると、何でドージン推しなのかますます分からなくなるけど、兎も角終わりらしい。

*1:ちょい話なので脚注だが、ヤマカンが云わずとも、らきすた萌え4コマの範疇だと思う。